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2012 年度 実績報告書

女性の「労働」・「協働」の再構成に向けた実践の事例調査と課題の分析

研究課題

研究課題/領域番号 23710321
研究機関立命館大学

研究代表者

村上 潔  立命館大学, 先端総合学術研究科, 非常勤講師 (00588402)

キーワード女性労働 / 女性の貧困 / 協同労働 / 協働 / 共助 / 地域社会 / 主婦 / ワーカーズ・コレクティブ
研究概要

【最終年度に実施した研究の成果】
最終年度の主な研究活動を以下に挙げる。①5月、名古屋市出張。シンポジウム「地域生活支援と社会的包摂――いま一度、『包摂』を問い直す」に参加。②6月、共編著『差異の繋争点――現代の差別を読み解く』合評会にて報告。③6月、単著『主婦と労働のもつれ――その争点と運動』合評会にて報告。④7月、広島市出張。学会「カルチュラル・タイフーン2012 in広島」に参加。⑤7月、〈京都自由大学〉2012年度一般講座にて、研究成果を市民に向けて講義。⑥8月、福岡県春日市出張。セミナー「地域における男女共同参画に関する研修事業――いきいきした地域をつくる」に参加。⑦9月、横浜市出張。〈NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会〉の岡田百合子氏にインタビュー(→『現代思想』2012年11月号に掲載)。⑧11月、神戸市出張。〈社会文化学会〉第15回全国大会にて研究報告。⑨2月、論文「主婦は防衛する――暮らし・子ども・自然」(『被曝社会年報 #01――2012-2013』)公刊。⑩3月、宗像市出張。森崎和江氏(詩人・作家)にインタビュー。⑪3月、論文「女の領地戦――始原の資源を取り戻す」(『生存学 Vol.6』)公刊。
以上の成果の意義・重要性は、(a)シンポジウムなどにおける研究上の情報交換、(b)インタビュー調査とその公開、(c)学会その他における研究報告、(d)論文執筆、の諸活動をバランスよく有機的な循環のもとに実施できたことである。
【研究期間全体を通じて実施した研究の成果】
まず強調すべき点は、この期間内に、『家族性分業論前哨』(共著)・『差異の繋争点』(共編著)・『主婦と労働のもつれ』(単著)と、3冊の書籍を刊行できたことである。さらに、上記⑦のような現場レベルのインタビューを商業誌に掲載できたことも、意義ある成果である。論文執筆、学会報告も定期的に行なった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 主婦は防衛する――暮らし・子ども・自然2013

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 雑誌名

      被曝社会年報

      巻: 1(2012-2013) ページ: 150-175

  • [雑誌論文] 女の領地戦――始原の資源を取り戻す2013

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 雑誌名

      生存学

      巻: 6 ページ: 379-393

  • [雑誌論文] (インタビュー)変容する女性主体の協同労働のありかた――ワーカーズ・コレクティブの現在的意義を見据える2012

    • 著者名/発表者名
      岡田百合子(聞き手=村上潔)
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 40(15) ページ: 144-157

  • [学会発表] 「女性運動」の奪還――生活の主体として抑圧に対峙する立場性の再定位

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 学会等名
      社会文化学会第15回全国大会
    • 発表場所
      デザイン・クリエイティブセンター神戸(旧国立生糸検査所)(兵庫県)

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公開日: 2014-07-24  

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