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2013 年度 研究成果報告書

女性の「労働」「協働」の再構成に向けた実践の事例調査と課題の分析

研究課題

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研究課題/領域番号 23710321
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ジェンダー
研究機関立命館大学

研究代表者

村上 潔  立命館大学, 先端総合学術研究科, 非常勤講師 (00588402)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワード女性労働 / 女性の貧困 / 協同労働 / 協働 / 共助 / 地域社会 / 主婦 / ワーカーズコレクティブ
研究概要

(1)1980年前後の、女性労働者の「保護」と「平等」をめぐる女性運動の対立構造を解明し、雇用のシステムそのものを批判する運動の存在意義を明らかにした。(2)主婦の自律的労働実践として始まったワーカーズ・コレクティブが、社会的包摂の主体となるべく刷新を進めている現状の意味を解明した。(3)労働に収斂されない女性(特に主婦)の「協働」の本来的可能性を、エコフェミニズムの観点から解明した。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 女の領地戦-始原の資源を取り戻す2013

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 雑誌名

      生存学

      巻: 6 ページ: 379-393

  • [雑誌論文] 主婦は防衛する-暮らし・子ども・自然2013

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 雑誌名

      被曝社会年報』

      巻: 1 ページ: 150-175

  • [雑誌論文] 変容する女性主体の協同労働のありかた-ワーカーズ・コレクティブの現在的意義を見据える2012

    • 著者名/発表者名
      岡田百合子(聞き手=村上潔)
    • 雑誌名

      現代思想

      巻: 40(15) ページ: 144-157

  • [雑誌論文] 労働基準法改定の動静における女性運動内部の相克との意味-「保護」と「平等」をめぐる陥穽点を軸として2012

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 雑誌名

      現代社会学理論研究

      巻: 6 ページ: 89-101

    • 査読あり
  • [学会発表] 「女性運動」の奪還--生活の主体として抑圧に対峙する立場性の再定位2012

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 学会等名
      社会文化学会第15回全国大会
    • 発表場所
      デザイン・クリエイティブセンター神戸(旧国立生糸検査所)(兵庫県
    • 年月日
      2012-11-25
  • [学会発表] 「消費者」から先に進んだ主婦たちの協同労働実践から30年--顕在化した課題の指摘2012

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 学会等名
      同時代史学会第3回関西研究会
    • 発表場所
      関西学院大学大阪梅田キャンパス(大阪府)
    • 年月日
      2012-02-19
  • [図書] 主婦と労働のもつれ--その争点と運動2012

    • 著者名/発表者名
      村上潔
    • 総ページ数
      334
    • 出版者
      洛北出版
  • [図書] 差異の繋争点--現代の差別を読み解く2012

    • 著者名/発表者名
      天田城介・村上潔・山本崇記(編)
    • 総ページ数
      309
    • 出版者
      ハーベスト社
  • [図書] 家族性分業論前哨2011

    • 著者名/発表者名
      立岩真也・村上潔
    • 総ページ数
      360
    • 出版者
      生活書院

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公開日: 2014-09-25  

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