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2011 年度 実施状況報告書

「都市の環境倫理」の構築に向けた基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 23720005
研究機関江戸川大学

研究代表者

吉永 明弘  江戸川大学, 社会学部, 非常勤講師 (30466726)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード倫理学原論・各論 / 環境倫理学
研究概要

研究計画にも記載されている、都市の持続可能性、都市内自然、都市のアメニティという三つの領域で事例研究を進めるべく、研究補助者を選定し、調査の補助の依頼を行った。 その結果、都市の持続可能性については、千葉大学の馬上丈司氏に、都市内自然については、高崎経済大学の角田季美枝氏と日本自然保護協会の道家哲平氏に、都市のアメニティについては千葉大学の齋藤伊久太郎氏に、研究を補助していただくことになった。 本年度は、千葉大学の齋藤伊久太郎氏にまちあるきの指導をお願いし、岡上地区の調査を行った。また富山大学の鈴木晃志郎氏に研究上の助言をいただくとともに、富山市で行われた日本観光研究学会・分科会ワークショップ「観光学における地理学の貢献について~環境倫理学との対話から考える」において吉永が招待講演を行い、地理学者と交流した。 並行して、斎藤氏らとともに以前から行ってきたまちづくり活動をまとめたものを、ブックレットとして刊行した。また、鈴木氏ら地理学者とともに『役に立つ地理学』という本を刊行した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

環境倫理学者として、東日本大震災とその後の福島第一原発事故に対する応答を行ったため、多くの時間を割かれた。具体的には、シンポジウムへの参加(コメンテータとしての参加を含む)、関連論文の執筆などを行ったため、当初の予定である韓国での調査が行えなかった。

今後の研究の推進方策

研究計画に書いてある通り、都市の持続可能性、都市内自然、都市のアメニティという三つの領域で事例研究を進めていく。すでに、研究補助者に調査の補助の依頼を済ませている。来年度は、研究補助者とともに、事例研究を進めていく予定である。

次年度の研究費の使用計画

本年度は資料購入が中心だったが、次年度は旅費(国内・海外)が中心になる。また調査に必要な機材を適宜購入する予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件) 図書 (2件)

  • [学会発表] 日本の環境倫理学の動向と地理学との接点2012

    • 著者名/発表者名
      吉永明弘
    • 学会等名
      日本観光研究学会・分科会ワークショップ「観光学における地理学の貢献について~環境倫理学との対話から考える」(招待講演)
    • 発表場所
      富山まちなか研究所MAG.net
    • 年月日
      2012年1月22日
  • [図書] 千葉市のまちづくりを語ろう2012

    • 著者名/発表者名
      水島治郎・吉永明弘編著
    • 総ページ数
      94頁
    • 出版者
      千葉日報社
  • [図書] 役に立つ地理学2012

    • 著者名/発表者名
      鈴木晃志郎ほか編
    • 総ページ数
      162頁
    • 出版者
      古今書院

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公開日: 2013-07-10  

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