研究課題
若手研究(B)
本研究の主要な成果として二点を挙げる。(1) プラトンの前期対話篇のひとつ『エウテュプロン』の新しい翻訳と注解の作成。底本には最新の校訂版(オックスフォード古典叢書中のプラトン全集第一巻デューク版)を用い、諸訳と新旧の注釈書も検討した。(2) ソクラテスの哲学的探求における「定義の優先性」をめぐる論争の整理と解明。イデア論の生成を視野に入れることで、彼の哲学的探求の有効性を示した。(1)(2)ともに最新の研究に基づく成果であり、今後の研究の基盤となる。
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真宗総合研究所紀要
巻: 32号 (2015年発行予定 (印刷中))(仮題)