研究課題
若手研究(B)
本研究では,13世紀以降のマハーラーシュトラにおいて発展した,大衆的クリシュナ信仰の一派であるマハーヌバヴ派の初期の聖典『スートラ・パート』および『スムリティ・スタル』を分析し,この教団の初期の信仰のあり方を明らかにした。最高神が聖者として地上に顕現するという同派の教説は,実在した聖者に熱烈な帰依を捧げる地方的なバクティの宗教の中心概念として,その後の民衆的ヒンドゥー教の展開に大きな役割を果たすことになった。
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南アジア言語文化
巻: 7号 ページ: 1-25
北陸宗教文化
巻: 25号 ページ: 19-25