本研究では、宗教学および高等教育史、日本近代仏教史という観点から「宗門系大学」に着目した。そして、そこで行われていた僧侶育成と学術研究の実態解明を行った。得られた研究成果としては、以下の 3 点である。(1)明治 20 年代には、学歴という考え方が仏教界に広がっていたこと(2)明治 30 年代後半になると伝統教学と近代的な学問が激しく対立していたこと(3)キリスト教系学校に比べ仏教系学校は国家に優遇されていたこと*詳細な成果報告は以下の URL を参照のことhttp://www.tais.ac.jp/related/labo/sobutsu/blog/2013/04/25-131945.html
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