研究課題
若手研究(B)
本研究では、「知の組織化」が進んだ1 9 世紀イギリスにおいて、功利主義思想が内部に多様なアイデアを包含しながら、道徳哲学のさまざまな領域において展開されていった過程を検討することによって、功利主義思想の多様性と統一性を明らかにした。この際には、これまでの功利主義思想史研究で一般に用いられてきたベンサム主義という枠組みだけでなく、ジェイムズ・ミルを核とした人的ネットワークがもっていた意義に着目して研究し、哲学的急進派という思想家グループの人的ネットワークや活動の一端を明らかにした
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