研究課題
若手研究(B)
戦間期に相次いで出現した地域主義構想や汎イズムには、ナショナリズムや地域主義が複雑に絡み合った状態で含まれる。本研究では、その思想・イデオロギーが、従来のような「(狭量な)民族主義対(平和共存的な)地域統合」といった二項対立では捉えきれないものであることを明らかにし、ナショナリズムの極端な一形態として理解されてきた汎イズムの再解釈に辿り着いた。また、汎イズム提唱者同士の交流・ネットワーク形成の様子をグローバル・ヒストリーの枠組の中で描き出し、学会等で高く評価された。
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IICS Monograph Series (津田塾大学国際関係研究所)
巻: No.18
Ab Imperio
ページ: 227-243