研究課題
若手研究(B)
画家・建築家・水道技師のトンマーゾ・ラウレーティ(パレルモ1530年頃~ローマ1602年)の業績を再考した。とりわけその代表的事業、ボローニャの《ネプチューンの噴水》(1563~1567年)とローマ、コンセルヴァトーリ宮殿の「諸隊長の間」のフレスコ画装飾(1587~1594年)については、新しい見解を提示している。これらの成果をとおして、ジャンボローニャからカラヴァッジョへ、という時代の美的趣味の変化を、ラウレーティが牽引してきた存在であるということを、明らかにした。
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Artes
巻: XV (印刷中)
Strenna Storica Bolognese
巻: LXIII ページ: 387-400