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2014 年度 実績報告書

ポストメディアの美学――感性論的メディア論の再構築に向けた基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23720060
研究機関関西大学

研究代表者

門林 岳史  関西大学, 文学部, 准教授 (60396835)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードメディア論 / 感性論 / ポストメディア / メディア・アート / ヴィデオ・アート
研究実績の概要

2014年度は、4月から9月まで、関西大学の在外研修制度を利用してベルリン工科大学の客員研究員として研究に従事した。その間、ベルリン工科大学のメディア史・科学技術史を専門とする研究者たちなどとの研究交流を通じて、また、ドイツにおけるデジタル・メディア研究の拠点となっているロイファナ大学で学術会議「30 years after L'immatériaux」などを聴講し、ドイツにおけるメディア研究の動向について知見を広めることができた。とりわけ、ベルリン工科大学の同僚の支援のもと、ロイファナ大学ポストメディア・ラボのアンドレアス・ブレックマン氏などとともにワークショップ「Postmedia: Discourses and Interventions」を開催することができたのは、本研究にとって大きな成果である。また、ベルリン滞在中には、デュッセルドルフのクアドリエンナーレ、ケルンのピエール・ユイグ展、バーゼルのマルセル・ブロータース展、ヘルシンキのアルフレッド・ジャー展など、ドイツを中心にヨーロッパで開催されている芸術祭や展覧会において、メディアや映像を使った現代アート作品についても調査を進めることができた。
10月以降は、これまでの調査の成果をまとめる作業を進めたほか、恵比寿映像祭2015、フィオナ・タン展(国立国際美術館)などでヴィデオ・アートについての調査も進めた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015 2014

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] The Post-media Condition in the Wake of Japan's 3.11 Disaster2014

    • 著者名/発表者名
      Takeshi Kadobayashi
    • 学会等名
      Post-Media: Discourses and Interventions
    • 発表場所
      Technische Universitat Berlin
    • 年月日
      2014-06-20 – 2014-06-20
    • 招待講演
  • [図書] 『映画とテクノロジー』2015

    • 著者名/発表者名
      塚田幸光編著、門林岳史分担執筆
    • 総ページ数
      291頁(分担執筆箇所31-57頁)
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

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公開日: 2016-06-01  

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