研究課題
若手研究(B)
本研究は、東京国立博物館が所蔵する木挽町狩野家関連の模本のうち、江戸時代後期に幕府奥絵師として権勢を誇った狩野晴川院養信の制作した寺社宝物の模本を網羅的に調査し、養信だけでなく、模写活動を共にした門人達も含めた木挽町狩野家全体の活動を明らかにすることを目的に推進した。特に、養信が天保14年(1843)に熱海へ湯治に出かけた際、その道中に寺社へ立ち寄り制作した一連の模本については詳細な調査を実施し、養信自筆の「公用日記」の記録と合わせて、旅路における養信らの模写方法の特性を考察した。
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http://dbs.tnm.jp/infolib/meta/CsvDefault.exe?DB_ID=G0000002120215MH&GRP_ID=G0000002&DEF_XSL=default&IS_TYPE=csv&IS_STYLE=default
http://webarchives.tnm.jp/pages/mohon/index.html
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