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2013 年度 研究成果報告書

中世イタリア観相学思想に基づく視覚表象文化の再検討

研究課題

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研究課題/領域番号 23720069
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 芸術学・芸術史・芸術一般
研究機関千葉大学

研究代表者

黒田 加奈子  千葉大学, 人文社会科学研究科(系), 人文社会科学研究科特別研究員 (90571604)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード観相学思想 / イタリア / 美術史
研究概要

古代ギリシア以来の伝統を持ち、中東地域での発展を経て12世紀以降のイタリアで復興した学問のうち、医学や占星術思想と密接なかかわりを持っていた観相学思想と、その周辺において成立した図像群の主題や表現形式との関係性を、改めて検証した。観相学思想が同時代に再興される文化的背景を明らかにするとともに、とくに13世紀半ばに成立した二つの観相学を論じた著作の内容分析を行い、それらの内容が図像群に影響を及ぼしていること、また著作の内容そのものに中東地域における発展の痕跡が見いだせることを明らかにした。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 中世ヨーロッパの観相学研究(二)―二つの「観相学の書」について―2013

    • 著者名/発表者名
      黒田加奈子
    • 雑誌名

      歴史=表象の現在 (上村清雄編) (人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書279集)

      ページ: 1-17

  • [雑誌論文] 中世ヨーロッパの観相学研究―北部イタリアの視覚表象解釈のための覚書―2013

    • 著者名/発表者名
      黒田加奈子
    • 雑誌名

      空間と表象(2011~2012年度) (上村清雄編) (人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書259集)

      ページ: 17-29

  • [図書] ひとはなぜ乳房を求めるのか ―危機の時代のジェンダー表象―2011

    • 著者名/発表者名
      山崎 明子、池川 玲子、新保 淳乃、千葉 慶、黒田 加奈子
    • 出版者
      青弓社

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公開日: 2015-06-25  

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