研究課題
若手研究(B)
古代ギリシア以来の伝統を持ち、中東地域での発展を経て12世紀以降のイタリアで復興した学問のうち、医学や占星術思想と密接なかかわりを持っていた観相学思想と、その周辺において成立した図像群の主題や表現形式との関係性を、改めて検証した。観相学思想が同時代に再興される文化的背景を明らかにするとともに、とくに13世紀半ばに成立した二つの観相学を論じた著作の内容分析を行い、それらの内容が図像群に影響を及ぼしていること、また著作の内容そのものに中東地域における発展の痕跡が見いだせることを明らかにした。
すべて 2013 2011
すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)
歴史=表象の現在 (上村清雄編) (人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書279集)
ページ: 1-17
空間と表象(2011~2012年度) (上村清雄編) (人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書259集)
ページ: 17-29