研究課題
若手研究(B)
本研究はフランツ・リストと彼の弟子や取り巻きたちが中心となって 1854 年に結成した「新ヴァイマル協会」(以下 NWV)の活動実態を明らかにした。そして、この協会と 1859 年に提唱された新ドイツ派との比較検証を行った結果、両者はその歴史的内実において同一視されるべき集団ではないと結論付けるに至った。 汎ヨーロッパ的活動を展開した新ドイツ派に対し、NWVはあくまでヴァイマル在住者による地元志向の集まりで、芸術愛好家たちにも開かれたヴァイマル新住民のための社交クラブと化していたからである。
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音楽学
巻: 第59巻1号 ページ: 14
沖縄県立芸術大学紀要
巻: 第21号 ページ: 1-18
『沖縄県立芸術大学紀要』
巻: 第20号 ページ: 89-104
巻: 第57巻 1号 ページ: 1-14