研究課題
若手研究(B)
本研究では、20世紀ロシアの演出家フセヴォロド・メイエルホリドの演劇における、文化とジャンルの「越境」のあり方を明らかにすることを試みた。平成23年度はこのテーマを、美術と演劇の交差、日本伝統演劇の越境、現代演劇におけるメイエルホリドの方法論の利用について調査し、学会発表および論文でこれを明らかにした。平成24 年度は、メイエルホリドが活躍した時代における「越境」の問題を改めて考えるため、日露文化が交錯した満洲における演劇の問題、また文学における演劇の描写の問題について、調査・検討を行なった。
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アート・タイムズ
巻: No.9 ページ: 5-10