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2013 年度 研究成果報告書

神田本を中心とした『太平記』の生成と表現世界に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23720115
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 日本文学
研究機関東洋大学 (2013)
亜細亜大学 (2011-2012)

研究代表者

和田 琢磨  東洋大学, 文学部, 准教授 (40366993)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード太平記 / 中世文学 / 軍記物語 / 絵巻物
研究概要

この研究では、神田本などの古い形態を保った『太平記』を中心に取り扱った。また、『太平記』の享受についても研究し、絵巻物など江戸時代の作品について検討を加えた。
前者については主に2点の観点から考察を行った。(1)『太平記』の諸本を調査し、文献学的に本文の研究を行った。(2)神田本を中心とした『太平記』の古態本の表現性を追究した。同様に、後者についても主に2点の観点から研究を進めた。(1)江戸時代の「太平記」という名を書名に含む作品の検討から、江戸時代における『太平記』のイメージを考えた。(2)未紹介の『太平記』と関わりの深い絵巻物を紹介し、その内容について検討を加えた。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2014 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 翻刻 楠妣庵観音寺蔵『楠公一代絵巻』下巻2013

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨
    • 雑誌名

      亜細亜大学学術文化紀要

      巻: 22 ページ: 1-8

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 『太平記』「序」の機能2012

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨
    • 雑誌名

      日本文学

      巻: 61-7 ページ: 55-65

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「太平記」を纏う物語の展開――実録『慶安太平記』を軸として――2012

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨
    • 雑誌名

      アジア遊学 もう一つの古典知 前近代日本の知の可能性――

      巻: 155 ページ: 120-131

  • [雑誌論文] 翻刻 楠妣庵観音寺蔵『楠公一代絵巻』上巻2012

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨
    • 雑誌名

      亜細亜大学学術文化紀要

      巻: 21 ページ: 1-10

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 『太平記』の閣筆理由――細川頼之の管領就任記事の位置付け――2011

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨
    • 雑誌名

      文学・語学

      巻: 201 ページ: 23-34

    • 査読あり
  • [学会発表] 神田本『太平記』本文考序説―巻二を中心に―2013

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨
    • 学会等名
      太平記国際集会
    • 発表場所
      法政大学
    • 年月日
      2013-08-19
  • [学会発表] 『太平記』巻一について2012

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨
    • 学会等名
      中世戦記研究会
    • 発表場所
      学習院大学
    • 年月日
      2012-10-27
  • [学会発表] 『太平記』の「序」を考える2012

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨
    • 学会等名
      亜細亜大学経営研究所
    • 発表場所
      亜細亜大学
    • 年月日
      2012-02-10
  • [図書] 絵が物語る日本 ニューヨーク スペンサー・コレクションを訪ねて2014

    • 著者名/発表者名
      和田 琢磨, 他
    • 総ページ数
      246-259
    • 出版者
      三弥井書店

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公開日: 2015-06-25  

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