研究課題
若手研究(B)
本研究は、21世紀英国文学を代表する作家イアン・マキューアン及びゼイディー・スミスが相次いで発表したテクストに顕在する、モダニズム文学の再構築という興味深い現象の意義を検証することを目指した。今日の文学・文化研究における最も重要な批評概念の一つであるインターテクスチュアリティを軸に、両作家のテクストを分析することでこれらの「変奏」がもたらすモダニズム文学キャノンの再解釈の可能性を考察し、学術論文の形で成果を得た。
すべて 2011
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
英文学論叢
巻: 第55号 ページ: 36-53