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2013 年度 実施状況報告書

平安期日本語主語標示の形態論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23720227
研究機関宇都宮大学

研究代表者

高山 道代  宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (70451705)

キーワード動詞述語文 / 形容詞述語文 / 主語標示
研究概要

本研究は平安期日本語の主語標示機能をになう諸形態について、その機能上の差異を明らかにするとともに文の種類と主語標示形態との関係性を明らかにすることを目的としている。これまでに動詞述語文の対象語標示との関わりについての検討および形容詞述語文の主語標示機能についての基礎的研究をおこなった。形容詞述語文の主語標示について分析するに先立ち、動詞述語語文の主語標示についての再検討をおこなう必要が生じたことから、昨年度は『平安期日本語の主体表現と客体表現』の執筆にとりくみ、動詞とむすびつく主語名詞の諸形態について、これまでに進めてきた研究の整理、体系化と再検討課題についての分析をおこなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

動詞述語文の主語標示についての検討を優先しておこなう必要が生じたことから、昨年度は著書『平安期日本語の主体表現と客体表現』(ひつじ書房)の執筆にとりくみ、動詞述語の主語標示について、分析結果の整理および再検討をおこなった。

今後の研究の推進方策

今後は昨年度の研究成果をとりいれ、動詞述語文の主語標示についての分析結果と照合しながら形容詞述語文の主語標示について検討をおこなう。また、これまでの検討内容を精査し、可能であれば考察内容を論文化する。

次年度の研究費の使用計画

産前産後の休暇および育児休業により、研究活動を一時中断(平成25年10月24日~平成27年03月31日 )するため。
平成27年度より、学会・研究会等への参加および研究成果の発表・報告にともなう出張旅費、印刷費などに使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 平安期日本語の主体表現と客体表現2014

    • 著者名/発表者名
      高山道代
    • 総ページ数
      188
    • 出版者
      ひつじ書房

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公開日: 2015-05-28  

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