• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

近世における日本語表記の意識と実態に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23720233
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 日本語学
研究機関東京家政学院大学

研究代表者

内田 宗一  東京家政学院大学, 現代生活学部, 准教授 (30314339)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード国語学 / 国語学史 / 文字史 / 表記史
研究概要

本研究は、近世を対象に、日本語表記に対する意識と表記実態との相関を考察することを目的としたものである。具体的には、近世の国学者に注目し、彼らの表記意識をその著述の読解を通じて明らかにするとともに、それが彼らの著述における表記実態にどう反映しているかを分析した。その結果、国学者たちの間には表記の規範を古代に求めようとする意識が存在したこと、その意識にもとづいて古代的な要素を含んだ表記を自らの著作で実践した事例の存在することが、あらためて確認された。そして、国学者相互の影響関係のもと、そのような事例は従来指摘されていたよりも広い範囲にわたって行われていたことが明らかとなった。

研究成果

(2件)

すべて 2014 2013

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 草鹿砥宣隆著述の仮名字体2013

    • 著者名/発表者名
      内田宗一
    • 学会等名
      第25回表記研究会研究発表会
    • 発表場所
      清泉女子大学
    • 年月日
      2013-01-26
  • [図書] 国語文字史の研究142014

    • 著者名/発表者名
      国語文字史研究会編
    • 総ページ数
      89-108
    • 出版者
      和泉書院

URL: 

公開日: 2015-06-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi