研究課題
若手研究(B)
本研究では,サハリンで形成された日本語樺太方言の多様性を,特に日本語を第二言語として習得した人たち(朝鮮人,アイヌ人,ウイルタ人,ニヴフ人)に焦点をあてて調査研究を行った。調査では,既存の文字化資料,サハリンと札幌での現地調査によって収集された音声資料を活用し,樺太方言に見られる多様性について分析を行い,日本人の樺太方言話者が用いる言語的特徴を用いることなどを確認した。音声資料については,分析に活用するものを中心に書き起しを行った。調査結果については,国内外の学会,研究会で発表した。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (9件) 図書 (1件)
北海道方言研究会会報
巻: 89 ページ: 5-14