本研究では形式の異なる新聞アーカイブやコーパスを使って語彙研究をする場合のデータ形式の統一の方法や分析ツールについての検討を行い,様々な語彙研究の可能性を追求した.日・英コーパスで意味用法を比較,メタファー用法を分析し,大型辞書の語源情報や新聞アーカイブの用例などにより語彙の意味・語法の変化を探った.2種類のリーダーコーパスを構築,コーパス間での語彙レベルや語法の多様性・複雑さなどの比較・分析を行った.また,コーパスツールの潜在的なユーザー(大学生,大学教員)のICT利用実態についての調査を行い,コーパスツールのインターフェイスについての検討を行った.
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