フレイジオロジーの観点から、英語の変則的な構文・表現を考察し、その形成過程や使用実態についてコーパスなどのデータをもとに記述研究をおこなった。2年間の研究期間でnot only but thatの接続副詞化、動詞・形容詞がとるValency patternsの実態、on aooount ofの接続詞化についての議論の見直し、please-placed to-infinitiveclausesなどについて調査・研究をおこなった。ほぼ当初の予定に通りに、具体的な言語データに基づき、それらのフレーズ的な振る舞いを明らかにし、その成果について国内外で口頭発表ならびに論文などを公刊した。
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