研究課題
若手研究(B)
本研究は、より効果的な日本語指導の方法について探るために、第二言語習得研究の成果を基に考えられ、インプット理解(聞く/読む)活動を中心に授業を行う「処理指導」という指導の効果に関して、具体的にどのような言語項目において、効果が期待できるのかという点を検証するために、調査を行った。その結果、具体的な文法項目としては、「使役」「受身」「授受表現」で処理指導の効果が期待できること、その他に、授業の練習で使用する例文の文中の名詞の配置も効果的な指導の重要な要素となる可能性が明らかになった。
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『日本語教育』日本語教育学会
巻: 第151号 ページ: 48-62