25年度は、前年度の調査結果を国内外の学会で発表し、研究者と情報交換することで知見を得た。24年度の実践・研究を踏まえ、電子ティーチング・ポートフォリオの問題点を改善するために履修者、他大学の英語科教職科目担当者、現職教員からフィードバックをもらった上で、24年度の実践を改善・継続した。1年目と2、3年目のポートフォリオの効果を比較し、電子ティーチング・ポートフォリオと電子掲示板を用いた教育効果の検証を重点的に行った。改善版電子ポートフォリオの効果を検証するために、データ収集と分析を継続した。データ分析の際、研究協力者及び当該分野の専門家の意見を得た。さらに、3年間の研究成果を統括するとともに、学会発表、論文投稿を行った。また、省察を核にした英語科教職課程の授業プログラムを完成した。
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