研究概要 |
今回の長期にわたる比較研究は、日本の国際的な大学と非国際的な大学といった2つの語学学習環境で、学生の意欲的学習行動に影響を与える要素を調査しようとする試みであった。量的及び質的なデータは、国際的な英語会話コミュニティに対しての態度の差や、その結果生じる意欲的学習行動の差を調査する過程で生じた言語的接触の中で収集された。今回の2年にわたる研究では、研究代表者による2つのプロジェクト(Aubrey2009,2011)や、国際的な大学と非国際的な大学の2校で行われた予備実験を含む先行研究に加えて、以下の研究課題に取り組んだ。 日本の大学の1学年目に在籍する英語学習者が持つ、英語学習に対する動機付けや態度についての性質は、国際的な大学と非国際的な大学のそれぞれの環境下でどのように異なるのか。 日本の大学の1学年目に在籍する英語学習者が持つ、英語学習に対する動機付けや態度についての性質は、国際的な大学と非国際的な大学のそれぞれの環境下で1年度を通してどのように変化するのか。
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