次年度の研究費の使用計画 |
次年度の研究費(直接経費)では、物品費に200,000円、旅費に250,000円、人件費・謝金に200,000円、その他に150,000円の計800,000を計上している。 最大の計上額となっている旅費は、史料調査のために使用する。東北6県のほか、関東・西日本へ、月に1度程度の調査を計画している。調査対象となる史料は貴重書が多く、現地での個人による写真撮影が基本的に不可能であるため、収集のためには史料の複写ないしは印刷を申請する必要がある。したがって、「その他」として計上している150,000円の多くを調査先での文書の複写・印刷代に充てる予定である。また、史料調査を実施するにあたっては、どの機関にどのような史料が所蔵されているかをなるべく早い段階で把握し、旅行計画を立てる必要がある。人件費・謝金は、主に調査の準備として、大学院生に収集対象史料の所在リスト作りを担当してもらうための費用である。 このほか、物品費は近世の仙台藩関係の文献や自治体史、さらには先行研究文献の購入費として計上している。
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