研究課題
若手研究(B)
中部内陸地として共通した環境を有する一方、七道制による所属を異にしている甲斐・信濃2国の交通・交易を中心とした関係について、特に両国に関わる文献史料の収集・分析に重点をおいた。その結果、甲斐国は東山道に属するとの認識が古代をとおして存在していたこと、馬疋生産とそれに深く関わる群盗の活動の場として盛んな人馬の往来が想定されること、中世移行期における状況から、古代に成立していた両国間の交通路が、中世まで受け継がれている可能性があることなどを指摘することができた。
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山梨県立博物館研究紀要
巻: 第8集 ページ: 51-60
飯田市歴史研究所年報
巻: 12
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/2nd_news_kaken_ebinuma_01.html