次年度の研究費の使用計画 |
平成24年度の研究費は、直接経費800,000円と間接経費240,000円の計1,040,000円に平成23年度の直接経費繰越金437,561円を加えた1,477,561円となる。 このうち24年度直接経費の内訳については、「交付申請書」の記載に準じた適正な使用を計画している。すなわち(1)「物品費」82,000円、(2)「旅費」630,000円、(3)「人件費・謝金」48,000円、(4)「その他」70,000円の計800,000円である。(1)「物品費」については、関係図書60,000円、プリンター22,000円とした。ただし、図書については、アメリカでの資料撮影がより重要と判断した場合には、撮影機材(カメラ、撮影スタンド等)の購入に振返ることも検討している。またプリンターについては23年度の台湾調査で年配の在台モンゴル人は、インターネット環境に慣れず、FAXでの連絡が簡便であると感じたことから、FAX機能付きのプリンターの購入を考えている。(2)については、国内旅費215,000円、海外旅費415,000円とする。国内旅費は岩手での調査のほか、東京などでの調査・学会発表を、海外旅費は台湾での調査を予定している。ただ、当初24年度の実施を計画していたイギリスでの調査を25年度に回したことから、最終的にはイギリス調査の旅費分の繰り越しが生じる可能性もある。(3)「人件費・謝金」については、聞き取り調査記録の文字起しにかかわる資料整理に18,000円、調査補助に30,000円とする。(4)「その他」については、文書館・図書館などでの資料複写費に20,000円、岩手など地方在住の関係者に対する聞き取り調査を円滑に進めるための自動車レンタル費に20,000円とする。そしてこれに前年度からの繰り越し437,561円は、実施を24年度に見送ったアメリカ調査の費用がほとんどである。
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