• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

清代生態環境档案を用いた西北開発における環境認識と技術的対応に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23720352
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 東洋史
研究機関大谷大学 (2014)
早稲田大学 (2011-2013)

研究代表者

井黒 忍  大谷大学, 文学部, 講師 (20387971)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード環境認識 / 技術適応 / 沙漠化 / 塩類集積 / 資源分配 / 境界 / 水利権売買 / 井戸灌漑
研究成果の概要

沙漠化と塩類集積に対して水路開削と施水管理によって解決を図ったが、排水に対する認識不足と行政区画の変更によって再生アルカリ化が進行した。また、政治的に設定された境界線が流域を分断し、既存の信仰形態や資源分配方式を変更させ、下流への水供給量の減少を引き起こす原因となった。新たな水源として地下水の利用が推進され、井戸灌漑の技術論が形成されたが、同時に地下水を無尽蔵の資源とみなす認識を生み出し、人為による自然環境の克服を代表する行為と位置づけられた。

自由記述の分野

東洋史

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi