研究課題
若手研究(B)
20世紀前半の家族扶助システムの発展においては、誰が支援対象か?が重要な問いであった。社会全体で母子保護を行なうとする母性保険構想では、婚外子の包摂要求は激しく拒絶され、法律婚にもとづく核家族が規範化された。人的喪失の大きかった第一次世界大戦中には、兵士遺家族支援の対象者には、婚外子を含めたすべての母子が包摂されるようになった。しかしヴァイマル期には、戦前の家族イメージがふたたび理想化されて、兵士遺家族支援をもとにして家族扶助が構築された。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (4件)
史学雑誌
巻: 122巻 5号 ページ: 368-375
社会科学
巻: 42巻 1 ページ: 223-245
http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do-bodyid=TB12421766&elmid=Body&lf name=007000950009.pdf&loginflg=on )
Hundert. Das Jubilaumsmagazin der Deutschen Nationalbibliothek
http://files.d-nb.de/Hundert_Leseraum/index.html#/12/
ページ: 149-173
http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do-bodyid=TB12243011&elmid=Body&lf name=007000910006.pdf&loginflg=on )
「子ども」の保護・養育と遺棄をめぐる学際的比較史研究 ディスカッション・ペーパーWeb 版
巻: 2号 ページ: 35-39
http://hdl.handle.net/10236/7193