研究課題
若手研究(B)
本研究では、アフリカに誕生した人類が世界中へと拡散する過程において、古くから海洋適応を進めてきた地域として注目されるウォーラシア海域を対象に、この地域における人類の移住史や海洋適応の歴史的プロセス、海洋資源を中心とする資源利用の実態を明らかにする目的より、現地での考古学的発掘調査を含む人類学的研究を行ってきた。その結果、ウォーラシア海域の中でも北部に位置し、重要な移住ルートの一部として指摘されてきた北マルク諸島において、洞窟遺跡と開地遺跡の2遺跡の発掘より、新石器時代から金属器時代における人類の海上交易や移住に関する新たな考古学的データの収集と分析を行うことができた。
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People and Culture in Oceania
巻: 29 ページ: 1-33
Prehistoric Marine Resource Use in the Indo-Pacific Regions. Terra Australis (Canberra : ANU E Press, The Australian National University)
巻: Volume 39 ページ: 59-84
古代文化
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東南アジア考古学
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Proceeding of the Modern Human Behavior Symposium, Texas A&M University Press
巻: (近刊、総ページ数不明)