研究課題
若手研究(B)
弥生時代の鋸銅技術の変遷過程について近畿地域を対象に検討した。その結果、弥生時代中期の鋸銅技術は据付炉と取瓶を用いたものであるが、弥生時代後期になると高圷状土製品を堆禍兼取瓶として使用するように変化することを明らかした。高圷状土製品が取瓶または堆禍のどちらに使用されたかについては、高圷状土製品の内面に貼り付けられていた砂(金属成分付着被熱砂)の検討からその性格を明らかにした。
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橿原考古学研究所論集(奈良県立橿原考古学研究所)
巻: (刊行予定)
アジア鋳造技術史学会 研究発表概要集(アジア鋳造技術史学会)
巻: 第6号 ページ: 85-86
FUFUS (アジア鋳造技術史学会)
巻: 3号 ページ: 15-21