研究課題
若手研究(B)
本研究は、骨角製品と伴出する動物遺存体を同時に分析することで、古代から近世の骨角製品の生産体制や生産者(職人)の社会的立場の変遷の解明を目的としている。本研究では、骨角製品の製作に関連する資料を集成したことにより、用途別に器種を分類することが可能となり、さらに骨角製品の素材と器種に時代的な変化が生じることが明らかとなった。また、実際に中世遺跡で出土する笄をモデルとして製作実験を行い、遺跡出土資料の加工痕と対照することで、製作工程や技術について明らかにできた。
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湖西考古学 (湖西考古学会)
巻: 第29号 ページ: 29-123
下江中島遺跡・上日置女夫木遺跡 (熊本県教育委員会)
ページ: 74-79
発掘された骨たち (神戸市教育委員会)
ページ: 21-40