研究課題
若手研究(B)
本研究では,各時代の社会経済の動向に留意しつつ,土地所有の観点から都市の形成および変容のプロセスについて分析・考察した結果,以下のことが明らかとなった。第1に,京都市岡崎・南禅寺地区の事例においては,当地区の土地が所有し続けることに意味がある「資産」として捉えられてきた結果,比較的に安定した土地所有構造が維持されてきた。第2に,JR大阪駅周辺地区の事例においては,特定の実業家間のネットワークの中で土地の売買が行われてきた実態の一端が明らかとなった。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
日本都市学会年報
巻: 47 (印刷中)