研究課題
若手研究(B)
1950年、米軍統治下の沖縄島で軍事基地の建設が着手されると、奄美諸島を含む離島から、職と現金収入を求めて一方的な人口移動が起こった。基地周辺の市街地は、基地内外の関連する労働(建設や警備など)ならびにサーヴィス業を中心とする雇用の集積場と化し、多くの労働者が殺到したのである。本研究は、奄美-沖縄間の人口移動に関して、①奄美諸島の人口減少とその人口移動の規模、②奄美諸島出身者の移動先、そして③居住と就業にまつわる社会地理的な状況を明らかにした。
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立命館大学人文科学研究所紀要
巻: 第101号 ページ: 1-26
立命館地理学
巻: 第24号 ページ: 1-17
KOZA BUNKA BOX
巻: 第8号 ページ: 40-53
空間・社会・地理思想
巻: 第14号 ページ: 31‐39