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2014 年度 研究成果報告書

生産現場における人とモノの関係性にみる社会主義経験の多様性と普遍性

研究課題

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研究課題/領域番号 23720425
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関北星学園大学短期大学部 (2013-2014)
国立民族学博物館 (2012)
神戸山手大学 (2011)

研究代表者

風戸 真理  北星学園大学短期大学部, その他部局等, 講師 (90452292)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードポスト社会主義社会 / モンゴル / 物質文化 / 社会変化 / 畜産物 / フェルト / 乳製品 / 移動式住居ゲル
研究成果の概要

モンゴルをはじめとするポスト社会主義諸地域において、ローカルな自然・社会に根ざしたモノの生産・流通・消費のあり方とそのグローバルな変化を、国家の影響・社会変化・人びとの移動に注目して検討し、以下の2点が明らかになった。
〈1〉 移動式住居「ゲル」・フェルト・銀製品・食べ物は、製作技術・ローカルな社会関係・国家の政策の3つが絡むことで20世紀を通して変化してきた。
〈2〉モンゴル国では20世紀以降に都市化が進んできたが、人びとのライフコースは草原と都市を往還するものであった。ゲルは、空間移動のほか、時間とともにサイズを拡大・縮小できる柔軟性を特徴とし、人びとの移動性と定住地での居住性を支えていた。

自由記述の分野

文化人類学

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公開日: 2016-06-03  

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