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2013 年度 研究成果報告書

高度情報社会において国民の個人情報を公権力が扱う場合の憲法上の問題

研究課題

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研究課題/領域番号 23730030
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 公法学
研究機関長崎県立大学

研究代表者

實原 隆志  長崎県立大学, 国際情報学部, 准教授 (30389514)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード憲法 / 人権 / プライバシー権 / 情報自己決定権 / ドイツ / 監視 / 個人情報保護
研究概要

近年において、公的機関が個人の個人情報を扱う場合に生じうる、憲法上の権利に関係する問題を扱った。本研究においては個人情報の処理を情報の収集・保存・利用の段階に分け、それぞれの段階が人権との関係でもつ重要性について、日本とドイツの状況を比較することを通じて検討した。それらの研究の結果、ドイツにおいては情報が収集される際の問題について軽視されているわけではないものの、日本と比べて情報の保存・利用の場面に検討の重点が置かれるようになっていることを明らかにした。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 開設されている口座に関する基本データの憲法上の保護2013

    • 著者名/発表者名
      實原隆志
    • 雑誌名

      自治研究

      巻: 89巻8号 ページ: 134-144

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 私生活における不可侵の核心領域の保護2012

    • 著者名/発表者名
      實原隆志
    • 雑誌名

      長崎県立大学国際情報学部研究紀要

      巻: 13号 ページ: 29-41

  • [学会発表] 物理的な強制力を伴わない行為の法律的根拠2012

    • 著者名/発表者名
      實原隆志
    • 学会等名
      文部科学省科学研究費共同研究「憲法の規範力の研究-憲法学と他の社会科学・法学との討議による検証」研究会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      20120300
  • [学会発表] ネット社会と『子ども』の『人権』2011

    • 著者名/発表者名
      實原隆志
    • 学会等名
      退職女性教職員長崎県連絡協議会 連合合同学習会
    • 発表場所
      長崎県教育文化会館
    • 年月日
      20111000
    • 招待講演
  • [図書] 被疑者の写真撮影と肖像権, 憲法判例百選 I 第6版 (長谷部・石川・宍戸(編))2013

    • 著者名/発表者名
      實原隆志
    • 総ページ数
      40-41
    • 出版者
      有斐閣
  • [図書] 保護領域の拡張と裁判所の権限, 憲法の規範力と憲法裁判 講座 憲法の規範力 【第2巻】2013

    • 著者名/発表者名
      實原隆志
    • 総ページ数
      141-158
    • 出版者
      信山社
  • [図書] VII章6, コラム「Nシステム」, よくわかるメディア法 (鈴木秀美・山田健太編)2011

    • 著者名/発表者名
      實原隆志
    • 総ページ数
      126-127, 140-145
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

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公開日: 2015-06-25  

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