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2012 年度 研究成果報告書

動産担保取引と英米法諸国の国際私法

研究課題

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研究課題/領域番号 23730039
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 国際法学
研究機関筑波大学

研究代表者

藤澤 尚江  筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (60533750)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワード民事法学 / 国際私法 / 動産担保 / 準拠法 / 比較法学 / オーストラリア
研究概要

2009年に制定されたオーストラリアの動産担保法(PPSA2009)では、米国の統一商事法典(UCC)と同様に、物品のような有体物に対する担保権についても、債務者の所在地法を準拠法としうることが定められた。これは、債務者所在地法による規律に、一定のメリットを認めるからである。他方で、債務者所在地法によることにはデメリットもある。それゆえ、債務者所在地法によるか、伝統的な目的物の所在地法によるかは、当事者の選択に任されている。しかしながら、当事者に準拠法を選択させることで、解決しがたい問題が生じる。従って、日本において同様の規則を採用することは難しいだろう。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 豪州動産担保法と国際私法2013

    • 著者名/発表者名
      藤澤尚江
    • 雑誌名

      筑波ロー・ジャーナル

      巻: 13 号 ページ: 27-77

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公開日: 2014-09-25  

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