報告者は、2011年から2013年まで連続し全米ドラッグ・コート専門家会議(National Association of Drug Court Professionals: NADCP)に参加し、アメリカ合衆国の薬物政策の中心となっているドラッグ・コート制度についての調査を行った。いくつかドラッグ・コートを調査訪問し各州で異なるドラッグ・コート制度の長短所について考察を行った。とくに、刑事司法の枠内で行う薬物依存の治療をどのように位置づけるかを考えることが、今の日本の薬物政策にとって重要であると考えられる。 以上によって得られたものからの業績については、下記「業績」欄を参照いただきたい。
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