研究課題
若手研究(B)
本研究は、企業買収における株主間の利害調整の法的メカニズムのうち、現在の日本において最も重要な株式買取請求権を分析した。その結果、株式買取請求権は、スクリーニング機能を果たそうとしていると理解することによって、たとえば、合併等の一定の場合にのみ株式買取請求権が認められるのは、会社のリスクに対して重大な変化をもたらす類型だからである、というように、株式買取請求権の構造の多くを説明できることを明らかにした。
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法学協会雑誌
巻: 129巻7号 ページ: 1455-1523
巻: 129巻6号 ページ: 1229-1305
巻: 129巻5号 ページ: 965-1037
巻: 129巻4号 ページ: 762-839
巻: 129巻3号 ページ: 505-586
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