研究課題
若手研究(B)
契約は、両当事者の行為に基づいて設定される規範であるが、ある行為が「契約」であると認定されるためには、裁判官等の第三者による判断作用が介在しなければならない。こうした理解を踏まえて、本研究は、契約締結過程の法的規律に着目し、かつ、フランス法との比較に基づいて、契約の存否・内容が裁判官の積極的な関与のもとに確定される諸局面を考察した。これによって得られた知見に照らして、本研究は、わが国において「意思表示の解釈」として論じられてきた法的規律に対して、契約締結過程の手続的適正性を保障するための法理としての位置づけを与えるという理解の成立可能性を検証した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (18件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)
Les notions fondamenales de droit ciivl (Denis MAZEAUD, Mustapha MEKKI et al. (dir.)) (Lextenso)
ページ: 5-28
新基本法コンメンタール借地借家法 (田山輝明ほか編) (日本評論社)
ページ: 178-181, 326
慶應法学
巻: 26号 ページ: 199-227
法律時報
巻: 85巻7号 ページ: 52-54
現代民事判例研究会 民事判例VI (日本評論社)
ページ: 21-34
巻: 84巻13号 ページ: 298-303
比較法学
巻: 46巻2号 ページ: 99-110
早稲田法学
巻: 86巻4号 ページ: 301-337
巻: 84巻11号 ページ: 94-96
民商法雑誌
巻: 146巻4・5号 ページ: 74-85
巻: 146巻4・5号 ページ: 44-73
新世代法政策学研究
巻: 17号 ページ: 215-231
巻: 16号 ページ: 135-158
伊藤昌司先生古稀記念 判例にみるフランス民法の軌跡 (法律文化社)
ページ: 240-246
ページ: 233-239
巻: 83巻13号 ページ: 293-298
巻: 20号, 21号 ページ: 229-278, 117-144
巻: 85巻13号 ページ: 306-311