本研究は、地域法教育サービスモデルの創造として、法教育の教材作成ならびにその実践を課題にするものである。結果、教材「解釈のちから」を製作し、広く公開している。同教材については、福岡県司法書士会を中心として全国の司法書士会で広範囲に使用されている。法専門家である司法書士と学校や地域、家庭が、本研究によってつくり出された教材によって、かかわりを持つというモデルを創造できたことは大きな成果である。 また本研究のもう1つの大きな課題であるとところの福岡県田川地区における法教育活動については、地域の教育機関とともに実践活動を行うことができ、こちらも大きな一歩を踏み出すことになった。
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