研究課題
若手研究(B)
ドイツと日本での分割政府(上院と下院とで多数を掌握している党派が食い違っている状態)の現れ方には時代的な差異がある。両国とも、保守的な政党が得票率で比較的優位に立っている時期には分割政府の出現頻度は低かったが、多党化が進むと分割政府の出現頻度は大きく高まった。分割政府の下での立法過程には、日独で大きな差異が見られた。ドイツでは分割政府期に政府提出法案への野党の反対率が低下するのに対して、日本では、ドイツとは逆に政府提出法案の成立率が低下した。
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University of Tokyo Journal of Law and Politics
巻: 9 ページ: 7-23
神戸法学年報
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大原社会問題研究所雑誌
巻: 第638巻 ページ: 67-70