研究課題
若手研究(B)
犯罪多発国であるアメリカは、1990年代以降、ニューディールを基盤とする福祉国家から、犯罪への対応を主要任務とする、クライム・ディールを特徴とする「刑罰国家」へと変容したと指摘されている。連邦レベルと地方レベルで犯罪問題に対する認識は大きく異なっている。本プロジェクトは、銃規制、麻薬問題、不法移民対策などに着目しながら、そのような事態が発生する理由を理論的に解明している。
政治学