次年度の研究費の使用計画 |
平成24年9月からの2年間の在外研修という、大きな予定の変化を受けて、予算の配分も変更することが求められる。平成24年2月~3月に予定していたウガンダにおける短期の現地調査を延期したことを主たる理由として、本年度の使用残額は620,192円となった。これを次年度の平成25年3月に予定している2~3週間の予備調査に充当する。拠点が英国となることから、航空券代が日本-ウガンダ間よりも安価になるため、全体の費用は当該金額よりも少なくなる可能性が高い。但し、最終的な金額は、地方への交通手段、安全性・通信面を考慮した宿泊施設の値段、通訳の相場なども考慮する必要があり、現時点では確定できるものではない。 書籍代は、本年度に関連書籍をある程度揃えることができたので、次年度は200,000円の見込みである。また、文献リストのデータベース化に際し、ワープロソフトの変更(MS-Office 2003からMS-Office 2010へ)に対応させるために、文献管理ソフトもEndNote X5を導入する必要があり、50,000円の支出を予定している。複写費・通信費は50,000円を用意しておくが、英国に拠点が移ってからの扱いは現地で確認する必要がある。予備調査で用いるICレコーダに10,000円、デジタルカメラ用のSDカード他記録媒体に10,000円、事務用品に10,000円を割り振っておく。 予備調査の費用が不確定であるものの、上記の合計金額は、本年度の使用残額と次年度の研究費の総和よりも少なくなる見込みである。予算を最も費やすことになるウガンダでの長期の現地調査は、平成25年夏から平成26年の前半までに行うことになるため、当初予定していたよりも、次年度の配分を少なくして、平成25年度・26年度に割り振ることにする。
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