研究課題
若手研究(B)
高次リスク回避度は(ノイマン-モルゲンシュタイン型)効用関数の高次微分の曲率の度合いを示すものである。高次微分の符号は高次積率と関連している高次リスクの選好を表している。Eeckhoudt and Schlesinger (2006) は新しい高次リスク回避の特徴付けを提案した。本研究課題では、彼らの枠組みを用いて、Arrow-Pratt のリスク回避度の拡張となる高次リスク回避度の特徴付けを行った。また、本研究課題で提案した新しい高次リスク回避度が予備的貯蓄などに与える影響を確かめた。
リスクの経済学、ファイナンス