研究課題/領域番号 |
23730233
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
臼井 恵美子 名古屋大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (50467263)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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キーワード | 労働経済学 / 応用計量経済学 |
研究概要 |
平成23年度は、職業情報データを整備し、福利厚生制度の情報を収集した。福利厚生制度の資料はデータ化し、福利厚生制度と雇用政策に関するサーベイをした。また、分析対象となるマイクロデータを整備した。出産前後および子供数が増えるときのそれぞれにおいて、女性の職業・業種・就業形態がどのように変化するのかを調べた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
資料収集とマイクロデータの整備を行い、データ解析を行っている。申請書の研究の目的の平成23年度予定をほぼ達成した。
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今後の研究の推進方策 |
育児期の女性が、転職する確率、非就業になる確率を分析し、その時期に賃金がどう変化するかを分析する。育児期の女性がミスマッチを解消するために転職する場合、人的資本がどれだけ損失するかを測り、それが賃金ロスにどのような影響を与えるかを分析する。
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次年度の研究費の使用計画 |
統計ソフトは名古屋大学情報処理センターの研究用計算機システムを使用するため、計算機使用料が発生する。データ解析の一部の作業を遂行するため大学院生の研究補助が必要となる。研究成果については学会等で報告するため、旅費が必要となる。
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