2012 年度研究成果報告書

閉鎖経済から自由貿易への移行が 2 国間の所得格差に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号	23730234
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	応用経済学
研究機関	京都大学
研究代表者	佐々木啓明京都大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (70534840)
研究期間 (年度)	2011 – 2012
キーワード	経済成長 / 半内生的成長 / 人口成長 / 貿易パターン
研究概要	本研究では、長期の 1 人当たり消費成長率が人口成長率に比例するという半内生的成長モデルを 2 国モデルに拡張し、貿易パターンと 2 国の 1 人当たり消費成長率および 2 国の所得格差の関係がどのようになるのかを理論的に分析した。その際、両国の人口成長率が等しい場合、および両国の人口成長率が異なる場合の双方を分析した。その結果、閉鎖経済と自由貿易では、人口成長率と 1 人当たり消費成長率の関係が異なることがわかった。