研究概要 |
研究年度3年間のうち最終年度に当たる今年度は、前年度に引き続き分析と論文作成、投稿を中心に研究を進めた。また、国際学会における研究報告も同時並行でおこなった。具体的な研究実績を以下で記す。 ディスカッションペーパー・ワーキングパーパーを9編公表し、うち2編が査読付き国際誌に掲載された。"Cost Inefficiency of Municipalities after Amalgamation” Procedia Economics and Finance (2013) , vol.5, pp. 581-588, DOI: 10.1016/S2212-5671(13)00068-3、および"Does the Method of Amalgamation Affect Cost Inefficiency of the New Municipalities?" Open Journal of Applied Sciences (2014) , vol.4(4), pp. 143-154, DOI: 10.4236/ojapps.2014.44015である。いずれも市町村合併と福祉サービスを含む自治体財政、効率性に関する研究となっている。また、4回の研究会・セミナー報告と、6回の学会報告をおこなった。うち3回は事前査読付き国際学会における報告である。さらに、これら研究は英文査読誌・査読付き国際学会への投稿をおこなっている。既に掲載された2編以外にも、2014年4月以降で採択論文が1編、その他に、条件付き採択として修正中の論文が存在している。 具体的な研究内容としては、「介護事業者の参入行動と地域介護市場の変化に関する実証研究」、「市町村合併と池沼村の財政行動、高齢者福祉政策の関連性」を中心に考察をおこなった。
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