研究課題
若手研究(B)
本研究は、市場経済の歴史的な形成過程において、近世日本の農村社会における地方金融組織がもっていた構造を実証的に明らかにしようとしたのである。主な調査対象地である信濃国小県郡上塩尻村(現長野県上田市)において、永続講という長期継続的な金融組織が、市場経済化に対応しつつ形成されていた事実を確認しえた。
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