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2014 年度 実績報告書

合併・提携と発明者の生産性

研究課題

研究課題/領域番号 23730340
研究機関関東学院大学

研究代表者

真保 智行  関東学院大学, 経済学部, 准教授 (70533355)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード技術経営 / 特許データ / 発明者 / 企業間関係
研究実績の概要

近年ではハイテク産業を中心として、技術獲得や技術開発を目的としたM&Aや提携が多くなってきている。こうした背景には、研究開発シナジーを働かせたいという企業の意図がある。研究開発シナジーとは、異なる企業が合併することによって、異なるR&Dインプッ
トを新しく組み合わせることが可能となり、以前は実行不可能なプロジェクトが実行可能となり、新しいR&Dアウトプットが生じることを意味する。ただし、複数の企業が合併すれば、自然と研究開発シナジーが生じるわけではなく、そうした研究開発シナジーが生じ
るには、資源の再配置が必要だと指摘されている。すなわち、合併後に2つの組織をそのままにしていては、研究開発シナジーは生じることはなく、組織の統合を図ることが求められる。
2014年度には、社会ネットワーク理論を導入して分析を行った。この理論は人と人との関係性に注目したもので、発明者を分析単位とする研究には有益だと考えられる。そこで、その理論の概要と先行研究を調査した。さらに、分析ソフトを購入し、実際に分析を行い、学会発表を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 標準化と発明者ネットワーク:ブルーレイ規格のケース2014

    • 著者名/発表者名
      真保智行
    • 学会等名
      組織学会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2014-06-21

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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